2023年度
8/12 D級指導者講習会に30名が参加
8/12、13の2日間を使い『 日本サッカー協会公認D級指導者講習会』を行っています。
第一日目は座学と実技(少年少女年代を対象としたサッカーの基本的指導と指導に当たる指導者としての向き合い方)をお昼休憩をはさみ、みっちり17時過ぎまで行いました。
講習では最後に指導者として
1.育成と勝つこと
2.指導に当たって、大切にしている事
を隣と話合って発表し、受講生みんなで考えたり・・・、人に対する大切に思う心=リスペクトする心 について考えました。
実技は、
1.体をほぐす動きをひと工夫して、ゲーム感覚でお互いの緊張感をほぐした仲間づくり
2.ボールを使った、お互いがきちんとキャッチするためにはどうすればいいのか・・・実技しながら経験し、修正する
3.10対10 5対5 を通して、個人の力を出す場面と周りでサポート ゴールの狙い方
暑さもありましたが、水分補給と休憩をとりながらもかなりきつい実技講習だったと思います。
まだ一日ありますが、みなさん!頑張ってください。
台風7号の影響が心配されましたが、まさかのこの(下の写真)様子
13日(日)の二日目。
2日目は1日目と逆の順番で講習会が先・・・これが大正解!午後からはどんよりとした空から雨が降り始め(雨は時折止んで、たまに強くなったり)、雷も光ったり・・・。午前中に本部室で頑張った一コマの座学、が効いていました。
午後は大会議室で講習。
今日の実技は、少年のコートを小さく(20mと10mくらい)しての8対8。ビブスのカラー毎に2チームずつ作っての対戦。
コートが狭くなり、人数も10人から8人と少なくなった分(第一日目にも行いましたが)展開も速くなり、ゴールの数=本数も増える。それは、選手個人のゲームへのかかわり方が増えるから。
ゲームの最中に、「外に開いた動き、良いですね~!」「そう!裏に入り込んだ動きに合わせた縦パスがGood!よく見ていましたね!…etc.」
展開に合わせたインストラクターさんのアドバイスや絶賛のことばに、嬉しくもあり照れた気持ち・・・、まんざらじゃありませんよね!
そうです!プレーする選手の気持ちを、実技で学びました。
ゲームで練習の定着度の確認。
小学生年代は体も心も、個人差が大きいのが特徴。
同じトレーニングをしても、個人の到達点が異なっている(成長の速さによる体のでき方の違い)。
ミスは目立つもの!ここまでできたんだから、もう少し頑張れるはず! ですが、かも知れませんが、個人差を押さえた一言の声かけ!
・上手にできたプレーや考た動き、それに頑張れた動き・・・全員のプレーを見逃さずに、認めて褒める・・・モチベーションは上がりますよね!
・もっとできたはずのプレーやよりゴールを狙えた動き・・・自分の動きを振り返り、考えるようにさせる一言・・・今、自分でこじ開ける選択肢はあったかな?
わずかな時間の、ほんの一部分でしたが、私はそばで見せてもらい大いに考えさせられました。
二日間の講習会に参加した30名のみなさん!お疲れさまでした!明日からの少年サッカーの指導に生かしてください。
どこかの大会、どこかの会場でみなさんにお会いすることを楽しみにしています。
【独り言です】・・・・・・・指導者のみなさんと、ゆっくりサッカーについて話す時間がどこかで取れたならいいですね。